新潟駅付近連続立体交差事業とは、在来線(信越本線、白新線、越後線)と上越新幹線が乗り入れるJR新潟駅付近の約2.5㎞(西側の越後線約1.4㎞、東側の信越・白新線約1.1㎞)の線路を高架化して、踏切2カ所(米山・天神尾)を解消し、駅南北の一体化を図るとともに、駅構内を現在の4面7線から3面5線にスリム化する計画です。
工事の進捗に伴い、在来線の越後線の高架橋が徐々に姿を現し始めました。踏切2カ所(米山・天神尾)では越後線と平行する側線が2本撤去され、その跡地では高架橋の建設が進んでいます。
天神尾踏切を通過する越後線吉田行き115系電車(2014年1月)
新潟駅構内では6・7番線が撤去され、高架ホームの建設が始まっています。5番線も廃止され、隣の4番線に通じる地下通路も閉鎖されました。
建設が始まった高架ホーム(2014年1月)
また駅の南北を結ぶ東西の歩行者用自由通路も一部が高架化工事のため撤去されて仮設の通路に切り替えられています。
高架橋の全面開業は2021年度を予定しており、新潟駅は大きく姿を変えることでしょう。