旧万世橋駅が商業施設として再開発

JR中央線の神田~御茶ノ水間にある旧万世橋駅(東京都千代田区)はおよそ100年前に開業し、昭和18年に乗降客の減少にともない営業休止になりましたが、JR東日本によって当時のレンガ造りの高架橋を活用した商業施設「mAAch(マーチエキュート)」として再開発され、2013年9月14日にオープンしました。
マーチエキュート
アーチ型の堅牢な高架橋にはJR中央線のレールが敷かれ、廃止から70年経過した今もそのまま使われています。
高架下にはカフェやレストランなどが入っていますが、開業当時の姿が生かされ、明治から昭和にかけての日本の歴史が体感できるようになっています。
マーチエキュート


ホームに上る階段も当時のまま残されています。床に花崗岩を削り出した物が使われており、壁に使われているタイルは当時の最高の技法で張られているそうです。
マーチエキュート
旧ホームはガラス張りの展望カフェデッキとして蘇り、「まんせいばし」の駅名表も取り付けられています。中央線を走るE233系電車などを間近に見ることができるので、鉄道ファンにも好評です。
マーチエキュート
また高架橋の近くの歩道には地中に残る旧万世橋駅のレンガや交通博物館の基礎部分を眺めることが出来るようガラス張りになっている部分があり、とても興味深いです。

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