多摩の鉄道史III

多摩地域の国鉄、私鉄と地域社会の発展とのかかわりについて考察する多摩地域史研究会の第3回目の鉄道史テーマ発表会が2015年6月7日(日)に、パルテノン多摩で開催されました。
今回は”大正・昭和期の引込線を探る”ということで、多摩地域の開発や産業を陰で支えてきた「引込線」について光を当てました。大正期の村山貯水池工事から、高度経済成長期の石灰石輸送まで、従来は個別に取りあげられることの多かった引込線を、時系列にそって通観するという、非常に興味深い内容でした。
多摩の鉄道史III


今回発表されたテーマは
・村山貯水池工事における東村山軽便軌條
・西武多摩川線の引込線とその変遷
・専用鉄道から通勤路線へ(西武上水線の誕生と発展)
・青梅線界隈の石灰石関連専用線
ということでかつて多摩地区に存在した数多くの引込線を、乏しい資料を集めて図や写真を見せたり、現在の地図と重ね合わせて線路があった位置を推定したり、充実した資料が公開されました。
多摩地域にはまだまだ多くの廃線跡が残っていますので、次回の開催も楽しみです。

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