国内最大規模のおもちゃの展示会「東京おもちゃショー」が2015年6月18日から21日まで東京ビックサイトで開催されました。少子化が課題となるなかで、今回は大人でも楽しめるような最新の技術を生かしたおもちゃが数多く展示されました。
特に磁石の力で実際に車体を浮かせて走る、タカラトミーのL0系リニアモーターカーの模型は注目を集めていました。
リニアライナー 超電導リニア L0系
リニアライナーの最大のポイントは実車と同じく、磁力を使って浮上・走行する事。量産化された商品としては世界初だそうです。磁力走行でレールとの摩擦をなくす事で、これまでのレールトイに無いスピードを実現し、スケールスピード時速500km以上になります。
リニアライナーのステーション
ステーションにはスピードメーターと、それに連動したサウンド機能を搭載しています。車両の充電もステーションで行い、30分充電すれば20分の間夢の磁力浮遊走行が楽しめるそうです。
浮上しながら走行する仕組みは、レール左右に埋め込まれたラバーマグネットと、本体底部の四隅に配置された4つの浮上用 マグネットの反発力で、約2mm本体が浮上します。
リードスイッチがレールに埋め込まれた推進用の磁石を感知し、車両内のコイルに電流を流し磁力を発生させます。レールに埋め込まれた推進用磁石と反発し、車両が前方へ進みます。
特設レール上を走行するリニアライナー
磁力の影響を受けない位置まで進むと、コイルに流れる電流供給が止まり、次の推進用磁石を感知する位置まで進みます。再びリードスイッチが推進用磁石を感知すると電気を流し反発を発生させます。後はその繰り返しでスピードを上げ、走行を続けます。
リニアライナーは2015年09月19日発売だそうですが、今から予約しておいた方がいいかもしれませんね!